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京都駅で新幹線から山陰本線特急「はしだて」に乗り継ぎ、約2時間で宮津駅へ。
雲は多いながらも青空が広がっている。今日明日とも雨の心配もないのが嬉しい。
今回も駅前でレンタカーを手配してあったので、手続きを済ませ最初の目的地、栗田半島の飯尾醸造さんを目指す。
事前予約をしてあった飯尾醸造さんの蔵見学。お酢の芳香に包まれて...
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飯尾醸造 蔵見学ふたたびの海の京都、今夜は念願の舟屋の宿に宿泊する。
スーパーもコンビニもない伊根に向かう前に、宮津市内で少しお買い物。宿に到着予定の電話連絡を入れて、海沿いの道を一路伊根を目指す。
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「海の京都」ふたたび2日目はお昼近くまで伊根で過ごし、午後の目的地である上世屋、松尾方面へ車を走らせる。
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世屋高原 〜 ただ一本の桜に逢いに世屋高原を下って宮津市内に戻り、車を返却して楽しかった「海の京都」を後にする。
予定より1本早い特急だったのでまだ夕暮れには早く、福知山城も明るいうちに通過して京都へ。二条駅で下車してタクシーでホテルへ。
特に予定を立てていなかった3日目。天気予報は曇り時々雨。それならば大徳寺で1日過ごそうと朝食を済ませてホテルを出る。
地下鉄北大路駅からはタクシーで、大通りを逸れて北側から回ってもらうルートが空いていて早い。
普段は拝観できない塔頭寺院の特別公開もあるので、いくつか回ってみることにする。
雨に濡れた植栽を眺めたり、お堂の端に座って枯山水の庭をただぼーっと眺めたり、大徳寺にはこんな天候ならではの楽しみを味わえるところがたくさんある。
最初に龍源院。大徳寺のなかで一番古くからある塔頭寺院。潔く端正な表情の枯山水と、国内一小さい枯山水の庭が対象的。
ようやく特別公開の時期に訪ねることができた黄梅院。表からは想像がつかなかったほど広いお庭が、小雨の中で美しかった。
雨も上がって興臨院へ。こちらも手入れの行き届いたお庭に、しっとりと鮮やかさを増す緑と春紅葉のコントラストが印象的だった。
大徳寺を後にして、すっかり遅くなった昼食ができそうな店を探す。
しかしなかなか入れそうな店が見つからないまま千本通へ。この通りは地元の方の立ち寄る店が並んでいるばかりで、なかなかランチスポットは見つからない。
今出川通まで南下してようやく見つけた喫茶店の二階で、ゆったりしたソファに座ってコーヒーとシフォンケーキをいただく。これが今日のお昼ご飯になった...
千本釈迦堂へ。昨年暮れに東京国立博物館でお目にかかった仏様、改めて本堂にいらっしゃるところにお訪ねしてお参りをしたいと思っていたのだが、今は九州へ巡回中でお留守だった。
夕飯は通い慣れた「くいしんぼ」さんへ。カウンターで出会った若いひとり旅のお嬢さんは私と同郷。とても清楚で感じが良くて、「くいしんぼ」のおかあさんもすっかりお気に入り
足腰の守護神と聞いて一度は訪ねなければと思っていた護王神社。お守りをいただく。
蛤御門から京都御苑に入る。こんなにたくさんの松の花が開く様を初めて見た。
拾翠亭。今なら貸切状態ですよ、と受付の女性が微笑む。二階から美しい庭を楽しませていただく。
拾翠園の池のほとりにある厳島神社へ。唐破風の形をした島木と笠木の鳥居は京都三鳥居のひとつ。
富小路休憩所でコーヒーを飲みながら、仙洞御所の見学時間近くまで過ごす。受付のある場所まで、御苑の広く長い砂利道を北上。
仙洞御所の見学。賑わう市街地の中心にあるとは信じられないほど、深い緑に覆われた広大な庭園は、どちらを向いても美しい。
仙洞御所を参観して、時間と体力の余裕があったら御所も見学したいと考えていた。いつの間にか事前予約なしでも参観できるようになっていたし、数日後に平成から令和へと変わるこの大きな節目に京都を訪ねているのだから...
しかし旅も4日目、ふと足の疲れに家恋しさが加わって断念、京都駅へ向かう。今日も昼食をとることを忘れてたくさん歩き回って楽しかった!
帰る前によく立ち寄るお寿司屋さんももうとうにお昼の営業を終えていたので、二段重ねの可愛いお弁当と、デザートとコーヒーを買い込んで新幹線ホームへ。この時間帯のグリーン車は乗客も少なく気兼ねせずにゆっくりお弁当を頬張りながら帰路に着いた。