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海の京都から京都市内に戻って一夜明け、ホテルから地下鉄と嵐電で嵐山駅へ。

今日は嵯峨野を散策する。嵐電嵐山駅前の通りから西へ折れ、竹林の道へ。

野宮神社。外国人の観光客と女性の参拝客が目立つ。

一昨日、昨日と往復した山陰本線の踏切を渡りさらに竹林を行く。

常寂光寺。ゆたかに繁る緑の下、仁王門、本堂、多宝塔と趣のある建物に目を奪われつつ、ひたすら階段を登り続けて至る展望台は眺望が見事。

落柿舎。受付の男性がぜひ一句ひねって投稿していってくださいと微笑む。手入れされたお庭に、萩、紫式部など秋の草花が可憐で美しい。

二尊院。秋には紅葉の馬場と呼ばれる広い参道も今は緑一色。本堂は撮影自由とのこと、失礼なきよう撮らせていただく。

祇王寺。悲恋の尼寺は、竹林と楓の木立の下を一面の苔の濃い緑が覆う美しい境内。

滝口寺。少し荒れた境内、急な石段を登って行き着く本堂は古民家のような佇まい。

化野念仏寺。緩やかな長い階段を上った先、賽の河原の石仏はただ無言の迫力。

嵯峨野散策はここまでにして通りかかったタクシーでJR嵯峨駅に向かう。途中一の鳥居付近で車を止めていただき写真を撮る。

行きつけのお店が改装中でお休みなので、高島屋の地下でお弁当を買って、ホテルの部屋でのんびり気楽な夕食。

ホテルから歩いて寺町の裏通りにある宝蔵寺へ。伊藤若冲ゆかりのお寺。御朱印も若冲仕様！

四条から阪急線と地下鉄を乗り継いで相国寺へ。承天閣美術館で開催中の伊藤若冲展を観る。

若冲展鑑賞の後は相国寺の境内をひとまわり散策。

京都御苑も少し散策してから地下鉄に乗って帰路につく。

新幹線に乗る前に、伊勢丹のレストラン街で江戸前寿司。さあ、帰るぞ〜！とスイッチが切り替わる。今回も楽しい楽しい旅だった。